2009/10/27

今までお世話になったものには感謝しつつ、さよならしなきゃいけない時もある

友人のMIXを聴きながら、彼女に作ってもらったカレーを食べながら、ビールを飲みながら、芸術新潮を眺めながら、お気に入りのMacBookでブログを更新してる。

これで気分が良くないわけがないよね。

そこで思うこと。
一人暮らししたら確実にいらない物が1つ。

それはテレビ。

時事的なことはもういいや。
つまらないし、三面記事的ビックリももういい。
一人でいるときにポチッとつけるのはテレビの電源ではなく、
スピーカーの電源でありたい。

ネットワーク依存症の僕が言うのも変だけど、テレビはいらない。


さて、テレビの話と遠ざかるけど、もし自分に娘ができたら冬にはこういう格好をさせたい。

アルベール・アンカー作『マリー・アンカーの肖像』1881年

今日はそんなとこです。

2009/10/25

自己肯定と自己批判の繰り返しが引き起こすのはどんな結果なんでしょうか、明るい方向?暗い方向?

昨夜、3本映画観ました。

『About a Boy』
『Rachmaninoff-a love melody』〜ラフマニノフ ある愛の調べ〜
『Trainspotting』

どれも面白っかったような、面白くなかったような。
1時間半の映画じゃあ物足りなかったのかなあ。
それとももっとわけわかんないのが観たかったのかなあ。
自分でもビックリの無感動さ。

俺最近元気ないからかなあ。わっかんないけど、とにかくどれもあまりガツンとこなかった。

今は映像の物語より活字の物語読んだ方がいいのかも。
映画は相対的にみて楽だよね。
自分で情景を想像しなくていいし、話は勝手に進んでいく。
自らページをめっくったりしなくていいし、気付いたら終わってる。
テレビもそう。

観てればいいだけ。主体的にやることは目を開くことと、メッセージの解釈。

いや、やっぱ違うわ!

こういうことはもっといろんな映画観てから言うべきだな。
もしくはドゥルーズの『シネマ』読んでから言うべきだな。
映画好きのみなさん、すんませんした。

2009/10/24

幼稚園生の時から知ってる3人組を、僕は今も変わらず大好きだ

ジャッキー・チェン(成龍)
サモ・ハン・キンポー(洪金宝)
ユン・ピョウ(元彪)
この3人が共演している映画で面白くない作品は存在しないことをここで断言しつつ、僕の中のトップ3を勝手に発表しようと思います。

第一位
『スパルタンX』-1984年(原題:快餐車、英題:Wheels on Meals)監督サモ・ハン・キンポー

この映画、かなりマイナーだけどジャッキーファンなら絶対知ってる最高傑作。
僕が小学生のとき、風邪ひいて学校休むと一日中観てたなあ。セリフほとんど覚えてます。

第二位
『サイクロンZ』-1988年(原題:飛龍猛将、英題:Dragons Forever)監督サモ・ハン・キンポー

3人で喧嘩する場面があるが、カンフーの達人同士の喧嘩は並じゃない。

第三位
『大福星』-1985年 監督サモ・ハン・キンポー

当時の香港映画では珍しい日本ロケ。サモハンらしいギャグ満載の映画。


彼らは香港でも名門とされた京劇学校の中国戯劇学院出身。
サモ・ハン・キンポーが1952年生まれで、ジャッキーが1954年生まれ、ユン・ピョウは1957年生まれと皆年が近い。
もう3人とも老けてしまいましたが、80年代の作品を観ればキレキレの彼らに会えるので是非ご鑑賞あれ。

2009/10/18

旅行の帰りに乗る山手線の空気吸うだけで吐き気がする、でもそれはいつも乗ってる山手線

考えてみたら、最近予定がない日がない。

一日暇な日っていうのがない。

小・中・高の頃は暇な日が多すぎて、やることのなさにうんざりする時がままあったけど、大学生になってから勉強や遊びやハンドや人との付き合いやなんかで暇な日が激減してる。

なにも予定が入っていない日ですらなにかしら予定を入れちゃうし、家事だってしなきゃならない。
それはそれで忙しい日々を過ごしてるからいいことなんだろうけど、たまにはどこか旅行でも行って温泉にでも浸かっていたい。

旅先でいろいろ見て回るのもいいのだけれど、旅館の周りを散歩して、深呼吸して、温泉入って、ごはん食べて、本でも読みながら早く寝るってのが最も至福だと感じる僕です。

というわけで、今年中に必ず熱海に行ってやろうと鼻息荒く考えております!

熱海なんて絶対いいんだぜ。

2009/10/12

コレだけは!って決めたものは絶対でしょって思う人もいれば思わない人もいる、僕は前者

先日初めて中目黒へ行ってきました。
洒落たカフェ&バーにて軽くDJをしてきたわけです。

最近のクラブ業界や有名なDJの話、テクノや音楽に対する姿勢についてをDJの友達と話したんですが、そこで思ったこと。

俺は今そんなにどっぷり浸かれてない!

BBC Radioを聴いて、自分でMixも作って、最低2ヶ月に一回はイベントに出てるのだけれど、話についていけなかった。
誰々のどの曲がかっこ良くて、誰々はこの間誰々の前座でDJしたんだよって言われてもいまいちピンとこなかった。

都内のイベントやDJ情報なんてここ最近まったくわからない。もともと情報不足な上に時事的なことなんも知らないとなると自分が流行遅れなのかもなあと思えてきちゃうよね。

そういえば、本当に有名なDJのイベントに遊びに行ってから2年くらい経っちゃってる。
やっぱりたまには本場でバリバリやってる人の音楽を聴かなきゃダメだね。

というわけで、11月11日にサントリーホールにてバイエルン放送交響楽団がコンサートをやるので見に行こうと思ってます♪
指揮/マリス・ヤンソンス
チェロ/ヨーヨー・マ
バイオリン/五嶋みどり
曲目
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ワーグナー《管弦楽名曲集》
 「タンホイザー序曲」(ドレスデン版)
 「神々の黄昏」より“ジークフリートのラインの旅”“葬送行進曲”
 「ローエングリン」第1幕への前奏曲
 「ワルキューレ」より“ワルキューレの騎行”

ワーグナーはさておき、ドヴォルザークのチェロ協奏曲が死ぬほど聴きたい。しかもチェロがヨーヨー・マ。
このまま金欠生活に突入しても構わない。絶対観に行ってやる!


最近こればっかり聴いてるんですよね。

以上、テクノからクラシックへ、そしてクラシックからテクノへ戻れたらいいなあってお話でした。

2009/10/10

友達に最近このブログ説教臭いと怒られたので久々に日記を

結婚したての高校時代の友人にお祝いを言いに、彼らが住む家に行きました。夫婦とも高校時代の友人というのは初めて。

旦那さんは昔より寡黙で大人の匂いを身にまとい、奥さんは昔より綺麗で聡明な印象を受けた。

若さと落ち着きと自信と不安が混じり合っている雰囲気。
大学4年生の僕とは違い、とても成熟している24歳に見えたな。

二人が暮らすマンションの部屋には品のいい家具と調理具、そして雑貨があったものの、まだがらりとしていてこれから二人で物を増やしていく楽しみが待っている様子。

共働きで忙しい日々を過ごしつつ、二人で過ごす時間を幸せそうにしている彼らを見ていると、こちらもなんだか肩の力が抜けてしまった。

家具が増えた頃にまたお邪魔しに行こうと思う。

2009/10/07

時間って時の間って書く素敵なものだと思いたいけど、そう生易しくない

時間がこぼれ落ちていく感覚がよくわかる。

そこに留まっていることを許さないもの。
哲学的で、物理的で、空間のメタファーとしてではない、不可逆で捨象的で、カイロス的で、クロノス的な時間。
彼の時間。彼女の時間。僕の時間。
とにかく、そこにある時間。

たった23年間しか生きていなくても、この世に生まれてたくさん時間が流れたことは確かだ。
瞬間瞬間で最も新しく、新鮮で活動的なものを、鮮明で静寂なものを含んだはずだった時間。
いつもいつも、今が最新で現在を生きているような感覚と、実は過去しか生きてはいないのではないかという感覚を与える時間。

過去に縛られてるわけでもない、未来に展望を見いだせないわけでもない。
かといって後悔がないわけでもない。未来に期待していないわけでもない。

ただただ流れるこの時間が恐ろしいだけ。
昔仲がよかったあの人は今何をしているんだろう。今顔を合わせたらどんな気持ちになるんだろう。
昔とは違う時間の流れ方をしているのかな。
これから出会うその人は今何をしているんだろう。今顔を合わせてもただの知らない人。
今とは違う時間の流れ方をするのかな。

皆それぞれ過ごしている時間の中で、他者と触れ合ってる時間てなんだろう。
同じ空間で、同じ時間を、違う肉体と違う地点にいる人間同士顔を合わせて話してるってどういうことなんだろう。
それはとても気味の悪いことかもしれない。

それに加えて、全員死ぬまでの時間はわからないけど、死ぬのはわかってる。
時間がわからない。

僕は宗教家じゃないけど、みんな墓に行くまで時間を過ごす。
そのあとのことはまるでわからない。
ただまっすぐ。死を目指して時間を過ごす。時間がきたら時間はなくなるかもしれない。
あとは生きているときの時間の使い方を考えればいい?そうなのかあ。
うーん・・・そうなのかあ。

深く考えだすとキリがないことはわかってるけど、時間のことについて考えるとひどく恐ろしくなる。
時間を有効に使うってどういうこと?
時間を大切にってどういうこと?
時間がないってなに?
時間ってなに?

今日の経済のダイナミズムの中においてこんなことを考えることの無意味さを自覚しながら今日はこの辺で失礼します。