仕事からの帰り道、同僚から言われたこと。
「○○さんは
いい大学出で、昇進して、人からも慕われて、音楽知ってて、運動もできて、彼女もいる。悩むことなんてなさそうで羨ましいです。」
これを聞いた僕は一瞬思ったんだ。
[そんなつまらそうな人は誰?]
26歳にしてようやく、この修正資本主義の国で『うまくやっていく』ためにはひどくつまらないことに人生の時間を浪費する必要があることがみえてきた。
正確に言うと、浪費する必要があると錯覚しなければならないということがみえてきた。
今の僕は人生を大きく踏み誤った自覚が希薄なくせに、充足した時間が少ないことへの不満が大きくなる一方な状態である。
本当は魂や主観、存在などについて学びたい。
本当は夕方に犬の遠吠えを聞きながら読書したい。
本当はもっと創造したい。
なにはともあれ、もうすぐ神無月。
出雲大社に用はない。