2009/06/13

んなわけないんだけど

『ヨーロッパ退屈日記』
伊丹十三著 新潮文庫
『少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家』
井形 慶子著 新潮文庫
を彼女にプレゼント。

僕は
『エロスの解剖』澁澤龍彦著 河出文庫
『澁澤龍彦』ちくま書房
を購入。

『エロスの解剖』から面白い文章を。
「口唇領域のコンプレックスがヴァギナ領域に転移した場合、ある種の神経症者は、女のその部分に歯があることを空想して恐怖する。精神分析学用語で、これを「歯のあるヴァギナ」と称し、不能原因の一つと認められている。口唇愛的行為の結果として起る罪悪感が、母親のヴァギナを恐ろしいもののごとくに空想させ、それによって自分のペニスが咬まれはしないか、という不安を惹起するのである。いわば去勢コンプレックスの一変種だともいえよう。」

歯のあるヴァギナかあ、想像したこともないなあ。

でもそんな映画がある。
『TEETH』



痛そう!
僕は臆病者だから見れません。

2009/06/10

平野育ちの体育館好き

僕は今大学内でバイトをしているのですが、今日ばったり友達に会いました。
この間会ったばかりなのに、何かが違う。
15メートル手前から異変に気付いた。

黒い!!信吾黒い!!
6月2週目にしてあの黒さは異常!

聞くと彼はサーフィン行きまくってるらしいんです。
そりゃあ焼けるよなあ。

サーフィンかあ、一番身近でいうと兄ちゃんがやってる。ハマるスポーツらしい。
俺は夏の海で浮き輪につかまって浮いてるだけで酔っぱらっちゃうし、冬の山で足を板に固定されると身動きとりづらくてうまく動けない。つまり大自然と戯れるスポーツはむいてないんだなあきっと。

体育館で小さいボール追っかけてる方が性に合ってる。

嬉しいかな、悲しいかな、向き不向き。

2009/06/08

今のところ人間の致死率は100%

先日、親族の中で一番僕と顔が似ている大叔母のお葬式に行きまして、俺も死ぬときはこんな感じなのかなあと想像してしまいました。
どうせ人間最後は、意識も記憶もぶっとんで骨になるんだから、生きてるうちは気分よくいたいもんですなあ。


ところで、葬式でよく使われる「御愁傷様でした」「ありがとうございます」という会話は無意味なものではなく、形式化された言葉としての意味がある。
死という非日常的な出来事に対して葬式という形式張った儀式を行う際のこの台詞は、遺族の意識を非日常から日常へと戻すための機能を担っているんだろう。
というのも、人が死んだからといって残りの一生ずーっと悲しみにくれてはいられない。
寝て、起きて、ごはん食べて、トイレ行って、髪型セットして、お化粧して、お出かけして、仕事して、飲み会行ったり、エッチしたりするわけだ。
そんな日常に戻してくれるのが葬式なのだと思う。

「御愁傷様でした」と言われれば頭を下げて「ありがとうございます」と答える。一見無意味だが、他人との挨拶という行動はごくごく日常的なもの。
葬式を終えれば、遺族だって一応落ち着く。悲しみは消えないかもしれないけど、日常生活に戻れる。

だから、葬式は死者へのものというよりは残された家族のためのものだと思うのです。

考え方は人それぞれだけど、僕はそんな風に考えています。うんこ。