みんなに深く考えてもらいたく長い間更新しませんでしたが、意外とコメントがないのでヘコみながら書きます。
下に載せた詩は、哺乳類のイルカを主語にした場合4匹、ある人を主語にした場合イルカは0匹。
単純にいるかという単語を数えると13語。
しかし、
イルカが海面から全身を出している場面を「いるか」
シッポだけ出ていないで海面から出ているイルカを「いる」
海面から飛び出して海中に戻るときのイルカを「るか」
頭だけを「い」
シッポだけを「か」
・・・と考えてみると、たくさんのイルカが郡をなして海面から出たり入ったりして進んでいる生き生きとした情景を思い浮かべることができる。
これは詩的なコードを用いてメタ言語的メッセージを伝えているわけです。
個人的には、言語をねじ曲げまくってノイズをかける詩はあまり好きじゃないけど、言葉遊びとしてみるこの詩は魅力的ですねえ。
2009/05/18
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