2015/01/29

昔の人に教わるべきことはあまりに多いのに、その有り難みを知らない僕は阿呆

もっとうまく彼女の気持ちを汲み取れたんじゃないか。
もっとうまく自分の思いの丈を伝えられたんじゃないか。

もっと彼女の気持ちに訴えかけるように。
もっと彼女の笑顔を多く引き出すように。
もっと重厚で巧みな口調で、これまで募らせてきた想いを、
弾力があり鮮やかな想いの全貌を見せられたんじゃないか。

いつもそんなことを考えながら暮らしている。
眠る直前まで同じことを考える。

自分の行い以上に悪かったことはあるだろうか。
そんなものありはしない。
僕がしてきたことすべてが、なにもかもきっぱり全部、
自分の現在に繋がっていて、影響していて、取り返しがつかなくなってる。

僕は

自分で思っているより賢くないし
自分で思っているより寛大でないし
自分で思っているより要領が悪いし
自分で思っているより口下手で
自分で思っているより自己中で
自分で思っているよりずっと下劣な人間だ。


この先、まるっきり晴れやかな気分で過ごせる日など、
訪れることはないのだ。

2015/01/10

何かを得たわけでも、何かを達成したわけではないのに幸せを感じることがある

健やかでいてくれて、とても嬉しかった。
今日はそれに尽きる。

自分の想いが伝わるとか伝わらないとか
そんなことは重要ではなくて
世界で1番の人に会えただけで僕はとても幸せ。

それにしても、相手の気持ちになって考えるということは、想像を絶して難しい。

二人の間でさえ、間主観性を伴ったやり取りができたかどうか疑わしい。
ただ、忘れちゃいけないことは、独りよがりの一方的な「伝え」になってはいけないということ。


これを常に意識すること。
忘れちゃいけない。

2015/01/04

僕の未来は僕の馬鹿さ加減を忠告することはなく、常に現在の僕がそれに気付いて悔いることが情けない

嘆けど嘆けど
拭えない過去の行いを悔い
それが取り返せないことであることを知り
毎日が通り過ぎていく

慢心と雑念を憎み
甲斐性と克己心を羨む日々

机もコップも
駅や学校も
どの道も どの空間でも
そこには常に彼女がいるようで
彼女のことが頭をよぎる

虚しさと自己嫌悪がまとわりつく

周囲は次への道を指し示してくれる
これは有り難いことであり感謝するべきだ

でも、僕が失ってしまったその人は
「心」は今のところこの世界では一人だけで
代替可能ななにかではないのである
彼女でなければならない理由など語り尽くせない

大沢真幸の「恋愛の不可能性」第一章から言葉を借りたい

〜われわれは、真に愛している人物について、これで完全であるというような、積極的な理由(の束)を挙げ尽くすことはできない。
これは、固有名を性質についての記述群に置き換えられないのと同じことである。特殊な目的から、—たとえば戦略的・功利的な目的から—、関係を持っている人物については、われわれは、関係が維持されていることの理由を、必要かつ十分に列挙しうる。
愛の関係は、これとまったく対照的である。〜


最大限に彼女を傷つけ
たくさんの涙を流させた僕は
これから先、決して幸せを手に入れることはないだろう

それどころか、幸福になろうとすることすら罪だ
どうしようもない自分の未熟さを大いに悔いて生きるべきなのだ