2007/03/27

お仕事お仕事♪

最近、周りに就職活動で忙しそうな人が多い。
僕は二浪したのでまだ大学1年だが、この年だったらもう大学3年生の春なのである。

就職。

ある友人がこんなことを言ってた。
ああ、これから奴隷になるんだなあ。 と。

まあ、飲んでる時のぼやきみたいなものだから、本気かどうかはわからない。

でも、今より確実に遊べなくなるだろうし、自由な時間が少なくなるのも間違えないだろう。
それでも仕事にやりがいを感じるかもしれない。

朝起きて、通勤電車に乗って、パチンコの玉みたいに運ばれる。楽しみは、通勤時間に聞く好きな音楽だけ。
会社に着いてデスクに座る、いざお仕事、雪かきみたいに。終わらせても終わらせても積もってくる。
それでも仕事にやりがいを感じるかもしれない。

ここまでは想像。
ここからは本当の話。

コンビニのバイトをしたことがあるんだけど、まるで空まで続くのぼり棒を上ってるみたいだった。
大量にある商品をたくさん売って、またたくさん仕入れる、その繰り返し、ゴールが見えない。
だけどみんな一生懸命のぼる(売る)、力の限りのぼるのだ。
オーナーは死に物狂いで働く。 どんなに辛くても毎日働くのだ。家族で旅行なんかにはとてもじゃないけど行けない。趣味のゴルフも最近めっきりやれてない。
そして眠い目をこすってお金の計算だ。

終わらせるのはとても楽であって、手を離せばいい。
仕入れをやめて、売るのをやめる、店を閉めればいい。
次の日には、店の中には何もかもなくなってるはずだ。

ある日、昨日までやっていたコンビニがつぶれていたことがある。
でもまた、違う店がそこに入る、バトンタッチ!


もちろんこれは、とても一方的な考えだし、実際に社会に出て会社で働いたことのない人間が言うことだから、想像でしかないことは確かだし、悲観的に捉えすぎてるのはわかってるんだけど、なんとなくあてはまる部分もあるんじゃないかなといつもいつもこう思ってるんだよね。
実際、就職して3・4年の人から、似たような話を聞くとなおさら考え込んじゃうよね。

子供は大人に憧れる、大人は子供に憧れる。
朝から晩まで走って走って仲良しなお友達と遊びたい、昼寝がしたい、日曜日の戦隊物が見たい、スカートめくりなんかもしたい。
でも働かなきゃ。 ごはんを食べるために。 会社に行かなくちゃ。 

ああ、泣けてくる。

いかん、もっと前向きにいかなくちゃなあ。

こんなこと考えてて、僕は就職なんてできるのかしら。
一生懸命お仕事できるかしら。

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