2010/05/27

芸大で石彫ってるって言ってた小学校の同級生と急に話がしたくなった

昨日東京都現代美術館へ行き、フセイン・チャラヤン展を見た。

哲学的でミニマルで、ときにわかりやすくときに難解な解釈を目の当たりにしてきたわけですが、何かを真剣に考えた結果を作品を通して人に見てもらうというのは一体どんな気持ちなんだろう。
思索と試作を重ねてどっしりとした時間が詰まった作品たちはどれも魅惑的でドキドキさせられた。

静けさのなかでこそ良い鑑賞ができるということを再確認した。

2010/05/25

僕にABO式血液型の種類を聞いて何か一つでも有意義なことでもあるのか?

僕の血球が持つ抗原の種類を知りたいんっていうなら話は別だけど。

血液型と性格を関連づける風習があるのは日本だけ。
これは実に普通じゃない。
血液型の話で盛り上がってる人達を見るのが一番気持ち悪い。

性格を分類するの?
なにそれ?どういうこと?

多種多様な役割をもっていて、その何種類かをあなたの前に見せているだけの個人の性格なるものを、もしかして本当に血球の抗原の種類でおおまかにでも判別し、断言めいた発言に至るわけですか。

なるほど、それはすぐにでもやめた方がいい。
日本人の血液型はA・O・B・AB型の割合がそれぞれ4:3:2:1なわけで、そんな大別された傾向と怪しげな判断基準は実に不愉快で気味が悪い。

この血液型人間学のサイトこわーい。

2010/05/20

「自慢じゃないけど〜」の後に続くのは自慢話

近頃ラーメンズのファンになりました。

特に小林賢太郎が好き。実際見たことはないけれど、彼の身体的特徴・話し方・仕草・笑い方、そのすべてがカッコいいと思うのです。
僕が女性だったらこういう男性と付き合ってみたいとすら思う程に。

文字に書き出してみるとちょっと気持ち悪いけど、誰かのファンになるというのはそういうことのような気がするので、あまり気にしないことにします。

演劇は好きになれないけど、演劇チックな空間と演出で笑いを生み出そうとする彼らのコントはすんなり受け入れることができました。
きっと実際見に行ったらもっと具体的に面白さやファンになった理由を挙げられるんだろうけど、今のところこんなもんかな。

たぶんだけど、モノホンの小林賢太郎を見たらその空気感にやられてしまうんだろうなあ。

2010/05/16

理解できないことの多さはわかってるけど、起きてしまったことは起きてしまったわけで

最近同級生が自害しまして、お葬式に行きました。

皮膚は健康で美しく、高校時代から賢明で、おそらく大学時代も社会人になってからも輝きを放っていたと容易に想像できる彼女の死。
何が起こり、何が彼女をそうさせたかはわからないが、おそらくなにかに絶望していたのだと思う。
肉体の隆盛と知識と経験の豊富さを捨てるという行為を、絶望なくして行えるものだろうか。


というのが一つ。


若い頃に命を絶つということは、美の永久的な保持を思い起こさせることであり、今まで獲得してきた人生において最大値といえる糧をそのまま永遠に維持するような出来事なのではないか。


と思うのが一つ。


ただし、ここにはどうしてもわからないことがいくつもあって。
僕の思考回路は停止するのです。

2010/05/11

いつになったら蒲田にある東君の家はキレイになって、僕はオヨバレされるのだろうか

買ったのに読んでない本。
そして早く読みたい本。

『性愛と資本主義』大澤真幸 青土社
『社交する人間』山崎正和 中央公論社
『複製技術時代の芸術』ヴェルター・ベンヤミン 晶文社

次、天気の悪い休みの日があったら、一日読書に明け暮れたい。