2007/07/10

長いよ

こんな夜中にちょっとハンドボールの話。

みんなあんまり知らないだろうけど、ハンドボールは騙し合いのスポーツ。

体育でやったことある人は、あのレベルで考えてはいけない。

物凄いスピードの中で壮絶な騙し合いが行われているもんだから。


ボールをもらう前の走る角度、ボールをもらってから足・顔・目・腕・手、すべてを使ってフェイントをする、ディフェンスを抜いた後はシュートフェイントかパスフェイントをいれる。
いざシュートになっても、一回打つふりをしてみたり体の角度・手首の角度・目線・打つタイミング、全てでキーパーを騙す。

文字で説明するから長ったらしいが、これ全部やるまで3~4秒。

これは守りも一緒。

見えないところでいろんなことをやる。

ハンドボールのルールでは基本的に相手のことを押してはいけない。

おさえるのはOK・・・

押すとおさえるの境界線は曖昧。

そんなわけで、ディフェンスはオフェンスを引っ張ったり・叩いたり・押すとおさえるの中間を審判の見てないところでやる。

審判を騙すわけ。

この騙し合いに加えて、激しく体と体がぶつかり合う!

ケガも多いが、お互いレベルが少し高ければそれほど危ないスポーツでもない。

瞬間の緊張感と試合全体の大きな流れ、両方考えなければいけないし難しいスポーツではあるけど、このおもしろさを一度体感するとなかなかやめられない。


そんなおもしろさを味わってしまって早9年。 もうすぐ10年。

あと2年続けたら人生の半分になる。

人生の半分。


長いねえ

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