『頼むから静かにしてくれ』 読了
レイモンド カーヴァーじゃなくて六田 登の漫画の方です。
地元の小さな古漫画屋さんで全3巻300円で買いました。
最後が良かった。
大げさなハッピーエンドでもなければ人が誰か死ぬわけでもない。
大した変化がないのがいい。
おなじく全巻で300円くらいで購入した漫画で好きなのは
『冬物語』
『いつでも夢を』
『部屋においでよ』
どれも原秀則の作品。
僕の記憶が正しければどれもハッピーエンドではなかったと思う。
人生の不条理さや、浮き沈みを描いていたような気がする。
ハッピーエンドは嘘くさい。
末永く幸せに暮らしました、めでたしめでたしは嘘だ。
人生においてハッピーエンドというのはほぼ皆無だと僕は思ってる。
今まで自分がしてきたことに成功がなかったわけじゃない。もちろんあった。
でもハッピーエンドにはならないのも知っている。
この先なにかを専門的にやって、なにかの達人になってもすべてのことをうまく運べるわけないし、ハッピーでは終われないはずだ。
ハッピーはあってもハッピーエンドはない。
ハッピーエンドの物語やドラマを見て不快感を覚えるのは以上の理由からです。
よろしくです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿