少女コレクション序説 読了。
少女・人形愛・近親相姦・処女生殖・幼児体験・コンプレックス・宝石・鏡・匂い・玩具などなどに対する深い考察がくりひろげられた一冊でした。
「人形愛の形而上学は、必ずしも新たに創作された現代の人形とは無縁ではないにせよ、むしろ素朴なアニミズム的信仰の影をとどめた古い人形の方こそ、かえって明瞭な形で読み取れる場合が多いのである。
私が愛するのは、そのような源泉にさかのぼった人形の中に透けて見える、古い人形の観念なのだ。」
だそうです。
この本の表紙になってる球体関節人形の作者、四谷シモンの作品が今年の10月以降に、六本木ヒルズ森美術館で見られるらしいから、覚えてたら行ってみようかな。
さて、次は小説読もうっと。
「異邦人」 カミュ著・窪田啓作訳(新潮文庫) でも読もう。
(ちなみに、カミュってセイン・カミュの大叔父だって知ってました?)
2007/05/07
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